2020/07/19 21:27

激ヤセと筋力低下の日々

↑サーフ(17歳・オス) 激ヤセのためハーネスがブカブカになった


前々回の記事は「我が家の老犬サーフのナックリングが治って歩行も安定してきた」というお話でした。

しかしその半年後、サーフは更に筋力が低下したので腰を上げられなくなってしまいました。

足腰だけでなく、からだ全体が弱ってきた感じです。

いくら長生きのサーフでも「寄る年波には勝てず」と言うことでしょうか😞


↓次の動画は週末の長散歩での様子です。


体重はmax30kgだったのが、17kgになりました。

足腰の筋肉減少のため、常に腰を持ち上げてやらないと歩けません。

前よりも老犬介護スーツに力を込めていますが、痩せたので軽々なのです。

痴呆症もあるので、同じところをグルグル回ります。

だから老犬介護ベストの持ち手で方向を変えたり、サーフに体を添わせて押しながら軌道修正して歩かせるのです。

「これからどうなるんだろう?」飼い主の心配をよそに、サーフは広々した場所で歩けてうれしそうです。


↑疲れて休憩するサーフ。 真栄田岬にて。


腰を落としたまま歩くサーフ

次の動画は、サーフのオシッコシーンから始まるので閲覧要注意ですよ😏

この動画は介助有りと、介助無しの様子を比較するために撮ったものです。

だから何とも不安定でかわいそうな感じの動画になりました。

本来ならばオシッコしている時は老犬介護パンツの持ち手を持ってあげた方が足腰に負担が少ないです。

そしてウンチの時は更に無理な姿勢なので、支えてあげなければいけません。

排泄物を踏んでしまわない為にもね。

動画の最後にブロックの階段を上がるのですが、老犬介護スーツの持ち手で持ち上げて介助しています。

スロープを付けないで済んだのは、このハーネスのお陰だと思っています。

サーフは支えてもらえば歩けるし、進めるのも知っているから「お母さん、腰を持ち上げて!」と目で訴えながら、おとなしく待つのです。


家で寝てばかりの生活にさせない


外に連れ出して気分転換


ガーデンパーティーにも参加、友達犬にも会う


 〇サーフの生活パターン

  • 朝晩は近くの公園にお散歩
  • 1日5回ほど庭に出て排泄
  • 週末には車に乗って長散歩
  • 家では、なるべくサーフの目の届く場所に居てあげる (※誰もいないと不安のあまり鳴くからです)


老犬にとってかなり贅沢な暮らしです。

このころは家族の誰かが家に居る生活だったので出来たことです。

そうでなければもっと色々な工夫をしなければなりませんでした。


ご飯を食べる

奇妙な食事スタイル①

サーフの食卓は小さい時から階段の1段目でした。
立って食べられなくなってから、小学校低学年用のイスに座って食べていました。
後ろ足の位置が安定するみたいなんです。
しかしこの後、お尻がずり落ちるようになってしまいました。

奇妙な食事スタイル②

前にずり落ちるようになったので、椅子の背とパンツの持ち手をゴム紐とフックで
繋いであげました。↑見えにくいですが、ずり落ち防止になっています。
この方法だと付きっ切りで食べさせなくてよいので助かりました。



老犬介護ハーネスを二人で持ってみる



長散歩の時、海が見える場所に行きたいので駐車場から少し歩きます。
サーフの歩みがゆっくりなので、2人で歩かせてみました。
すると、とても安定して歩きやすいことがわかりました。
この場合、人間は愛犬の左右に立って、前、又は後ろの持ち手を持ちます。
前の方が断然重いので、力のある人が前担当です。
サーフは筋力低下でヘロヘロなので、体重の半分くらいは飼い主が負担するのです。
道行く人から「大変だね、頑張って」などと声をかけられ、励まされます。

楽で楽しい老犬介護生活

老犬サーフの要介護度が「もう1段階上がったなあ」と感じたころ、「どうすれば愛犬も飼い主も
ラクに楽しくに過ごせるだろう」と模索していました。
なかなか難しいことなので、とにかく体と脳に刺激を与えるために外へ連れ出そうとした日々です。
それが「寝たきり」にならないためには一番良いと信じていました。
そのために、老犬介護スーツが必要不可欠なものになったのです。