2020/03/23 23:05


クッションフロア


ワンちゃんが床で滑ってしまうのは、足腰にとても良くないと言う情報が流れてきます。

我が家の現在の愛犬・テリー↑ も滑る床では、足腰にいつもと違う力がかかっているのがわかります。

そりゃあそうですよね。

犬が外にいるときは、爪でしっかりと土をグリップできますから体はより安定します。

しかし、土や草が無い室内ですと、床材の種類によっては滑ってしまう危険を常にはらんでいるのです。

犬が常に滑りやすい環境で生活していると筋肉や関節への負担が積み重なり、膝蓋骨や股関節、椎間板などの病気にかかりやすいし、怪我や骨折のリスクもあります。


土や草の上では滑りにくい



敵はフローリングにあり



最も滑る床はフローリングです。

我が家の老犬サーフ(亡くなった)もフローリングの上では立ち上がりに苦戦していました。

あと、ポーチによくあるタイルも滑ります。



↑老犬サーフの肉球:乾燥している上、毛が伸びていると更に危険!


筋力の弱り、肉球が乾燥してツルツルになっている、加えて足の裏の毛を切っていないと余計に滑ってしまうのです。


滑り止め用品を調べてみた


愛犬の室内飼いが増える中で、多くの防滑商品が出回っています。

  1. 肉球の保湿・滑り止めクリーム
  2. 防滑と足の保護のための靴と靴下
  3. 床の張替え→価格はピンからキリまで
  4. 床に防滑剤を塗る
  5. マットやシートを敷く


1.は、サーフの肉球が乾燥しすぎていたのか、効果が短かった

2.は、靴や靴下はサーフが慣れていないので没

3.は、価格が高い

4.は、塗りなおしに手間がかかる

と、消去法で行くと…


我が家の場合、老犬サーフが最後の犬と決めていたので(その禁は破られたが)室内全面に敷かなくても良いから、最もお手軽 且つ、お安い方法No.5で滑り止め対策をしました。

敷物の選択条件は、滑りにくい・移動可能・洗いやすいなど。


私が用意したもの


●クッションフロア


↑この薄いタイプのクッションフロアを敷くと、フローリングよりはずっとマシでした。


今回調べたら、クッションフロアという製品はたくさんの種類があるのです。

厚みによってクッション性が高い~低い、表面の柄は種類も多く、質感もサラリとしたものからデコボコ感があるものまで、多岐に渡ります。(※かなり厚みがある場合は、ドアが開閉できるか調べる必要がある)

そしてズバリ、犬の滑り止め用のクッションフロアーもあるのです。

こちらは消臭・抗菌効果有り、お値段も高めです。

クッションフロアは、店舗から家庭用まで切り貼りが簡単で安価なのが人気なのだとか。

欠点としては、傷ついたら直せない、家具を置いたらへこむなど。

我が家では、このクッションフロアを固定せずに敷くだけで使いました。

老犬サーフの部屋の中での通り道に敷いておきました。

ロールで売っているので、移動距離や広さに合わせてCUT購入すると良いと思います。


●小さいカーペット


百均で、約70cm×50cm/100円

滑り止めにはとても良く、動かしたり洗ったりが簡単です。

サーフの行動範囲に敷いておきました。

犬がもがくと、めくれるので裏側に軽くガムテープを貼って繋げて使いました。



●ジョイントマット


百均で、約30cm×30cm/100円

水にも強く洗うのも簡単、ホースでジャーっと流せます。

片付け・収納も簡単!

本当は室内用ですが、我が家では玄関から門までのタイルの上に敷いていました。

屋外で使うと傷みが激しいのが難点です。

用を成すには30枚ぐらい必要でした。


我が家の場合、諸事情から“敷く敷く作戦”で行きましたが、この先もワンちゃんを飼っていく予定の方、リフォームを予定している方は

思い切って滑り止め効果のある床材に変えるのも良いと思います。


KENKENの老犬介護ハーネス


キキちゃん メス13歳 ラブラドールMIX

滑り止め対策も大事なのですが、体力が衰えた老犬にはハーネスで支えてあげるのが良いです。

ワンちゃんはもちろん、飼い主さんもお世話が楽になります。

老犬の立ち上がり・段差乗り越え・歩行補助のための「老犬介護ベスト」「老犬介護パンツ」がお役に立ちます。

ベストとパンツは、「別売り」と「セット売り」がありまして、ワンちゃんの状態に合わせて、使い分けていただけます。